【Windows上でのデータ転送】Windows 転送ツールの使い方について

Windows転送ツールとは、Microsoftが開発したファイル転送プログラムで、パソコンの引っ越しや買い換え時に古いPCから新しいPCに一括してデータ情報を転送するのに便利です。具体的に、ユーザーアカウント、電子メール、ドキュメント、ピクチャ、ミュージック、ビデオなどのデータを転送できて、転送ツールケーブルやネットワーク、外付けハードディスク/USBフラッシュメモリーを使用して転送できます。

下記では、Windows転送ツールの使い方についてご紹介いたしますので、パソコンの引っ越しや買い換えが必要な場合にデータの移行にお役に少しでも立てれば何よりです。

• Windows転送ツールの使い方
• より自由かつ簡単なデータ転送ができるAnyMP4 データ復元

Windows データ転送

Windows転送ツールの使い方

Windows転送ツールの使用に管理者権限が必要なので、管理者権限を持つアカウントでサインインしてください。では、ネットワークを使用してデータを転送する方法を例としてWindows転送ツールの使用方法を詳しくご紹介いたしましょう。

まずは、古いPCと新しいPCが同一のネットワークに接続されていることをご確認ください。そして、下記の手順に従って、データの引っ越しを行いましょう。

Part1：新しいPCで操作する：

1、Windows転送ツールを起動
2、「Windows転送ツールへようこそ」画面の右下にある「次へ」をクリック
3、「項目を新しいPCに転送する方法を選択してください」画面から「ネットワーク」の転送方法を選択
4、「現在使用しているPC」画面から「これは新しいPCです」を選択
5、「今までのPCにWindows転送ツールをインストールする必要がありますか?」画面から「インストールする必要があります」を選択
6、「今までのPCに Windows転送ツールをインストールする方法を選択してください」画面から「外付けのハード ディスクまたは共有ネットワーク フォルダー」を選択
7、表示される「フォルダーの参照」ダイアログボックスからネットワーク上にある任意の共有フォルダーを選択して、「OK」をクリック
8、すると、「Windows転送ツールをコピー中...」が表示されます。完了後、「Windows転送ツールを今までのPCにインストール」画面が表示され、右下の「次へ」をクリック

Windows転送ツール インストール

Part2：古いPCで操作する：

1、Part1の手順7で選択した共有フォルダーを開いて、フォルダー内に「Windows転送ツール」というショートカットアイコンが保存されますので、それをダブルクリックします。
2、「Windows転送ツールへようこそ」画面が表示され、右下の「次へ」をクリック
3、「項目を新しいPCに転送する方法を選択してください」画面から「ネットワーク」を選択
3、「現在使用しているPC」画面から「これは今までのPCです」を選択
4、「新しいPCに移動して、Windows転送ツール キーを入力します」画面では、画面下部に表示される6桁の数字を確認して、「次へ」をクリック

Windows転送ツール キー

Part3：新しいPCでの操作：

1、「Windows転送ツール キーを入力します」画面が表示されますので、Part2の手順4で確認した数字を入力して、「次へ」
2、ネットワーク接続が認識された後、「転送する内容を選択します」画面が表示され、転送したい項目にチェックを入れ、「転送」ボタンをクリック
3、「このPCにファイルおよび設定を転送しています」画面が表示されると、データの転送が始まります。

そして、今までのPCでは、「ファイルと設定を転送しています...」が表示されるようになります。転送完了後、「転送が完了しました」画面が表示され、右下の「閉じる」をクリックしてください。

Windows データ転送

外付けハード ディスクまたはUSBフラッシュ ドライブ、転送ツール ケーブルを使用してデータの引っ越しをする場合、新しいPCで相応する転送方法を選択して以上のように前へ進み、古いPCから作成したWindows転送ツールショートカットアイコンを開いて、相応する転送方法を選択して画面の指示に沿って進めば良いです。ところで、転送ツール ケーブルを使用して転送する場合、通常のUSBケーブルではなく、「Windows転送ツール」専用の転送ツールケーブルが必要なので、ご注意ください。

Windows転送ツールを使ったデータ転送方法の評価

メリット：

パソコンに保存されていたデータや設定を一括して引っ越すことができます。

デメリット：

1、Windowsのバージョンによって、Windows転送ツールが使用できない場合があります。例えば、 Windows XP、VistaからWindows 8.1への引越し、32ビットバージョンのWindowsと64ビットバージョンのWindowsとの間でファイルの転送ができなくて、Windows 転送ツールは Windows 10 では利用できないです。また、Windows 7からWindows 8.1への引越しに、データの引越しはできますが、設定できません。
2、個別なデータや設定だけを取り出して、バックアップすることに対応できません。

より自由かつ簡単なデータ転送ができるAnyMP4 データ復元

Windows転送ツールですべてのデータと設定を一括して転送するので、個別なデータを取り出してバックアップできないのは不便ですね。ここでは、必要なデータだけを選択してバックアップすることに対応するAnyMP4 データ復元をおすすめします。

このソフトでは、パソコンのハードディスク、分割りされたパーティションから画像、音声、動画、電子メール、ドキュメントなど様々なデータを取り出して他のパソコン、外付けハードディスク、USBメモリーなどにバックアップすることができます。特に、パソコンのシステムクラッシュ、ウイルス感染、ディスク故障、ユーザー自身の誤削除、誤操作などの予期せぬことで消えたデータをスキャンして復元することもできます。例えば、削除ファイル 復元、HDD フォーマット復元など。

パソコンから必要なデータを取り出してバックアップする方法

では、必要なデータを取り出してバックアップする方法をステップ・バイ・ステップでご案内いたしましょう。

このデータ復元はWindows 10/8.1/8/7/Vista/XP、Macで動作でき、WindowsやMacのバックアップ時にぴったりです。また、パソコンの既存データやパソコンから削除され、消えたデータをすべてスキャンして復元できるだけでなく、ゴミ箱を空にした後、削除されたデータを復元したり、外付けハードディスクやSDカード、USBフラッシュメモリーの不具合によって消えたデータを復旧したりすることができます。必要なら、USBメモリーデータ復元、ゴミ箱 復元などのガイドをご参考ください。

以上は、Windows転送ツールを使ったパソコン引っ越し方法及びWindows転送ツールよりも自由に個別なデータを選択してバックアップする方法をご紹介いたしました。今後、Windowsパソコンの引っ越しや買い換えする時にデータをバックアップし、予期せぬことでWindowsとMacから消えたデータを取り出し、復元する必要があれば、ご参考ください。