キャプチャーボードとは、繋いだ機器の映像を録画・配信できる機器のことです。キャプチャーボードを使えば、PS3やPS4、Switchなどのゲーム機の画面をパソコン画面に映して、ゲーム実況を録画したり、ライブ配信したりすることができます。
で、数多くのキャプチャーボードの中に、どれを選ぶか困らせますね。この記事では、キャプチャーボードの失敗しない選び方及びおすすめのキャプチャーボードをまとめてご紹介いたしましょう。
キャプチャーボード
キャプチャーボードを選ぶ時、パソコンに取り付ける方式やエンコード方式、対応解像度などの要素を考えなければならないです。
パソコンに取り付ける方法によって、キャプチャーボードは外付け型と内蔵型の2種類があります。
外付型:USBケーブルでPCと接続するキャプチャーボードで、ノートPCやデスクトップPC、液晶一体型PCなどに対応できます。
内蔵型:PC内部のPCI Expressスロットに取り付けるキャプチャーボードで、デスクトップPCのみに対応できます。
エンコード方式から考えると、キャプチャーボードはソフトウェアエンコードとハードウェアエンコードの2種類に分けられます。
ソフトウェアエンコード:ソフトウェアエンコードのキャプチャーボードでは、ゲーム機などの機器画面をパソコンに映して、パソコン側で画面映像を処理し、動画として保存しますので、PCにかかる負荷が大きいです。でも、遅延が小さいメリットを持っています。
ハードウェアエンコード:ハードウェアエンコードのキャプチャーでは、ゲーム機器の映像をキャプチャーボード側で処理してからパソコンに送って、動画として保存するため、PCにかかる負荷が小さいです。一方、遅延が大きいです。
キャプチャーボードをゲーム機器と接続する時、接続端子も確認する必要があります。例えば、外付け型のキャプチャーボードを使用する時、USB3.0で接続するキャプチャーボードをUSB2.0のPCに接続しても動作ができません。
USB3.0:PC画面への出力は低遅延が特徴ですが、PC環境によって動作が安定しない場合があります。
USB2.0:取り扱いやすいタイプで、動作が安定します。
キャプチャーボードを使うと、ゲーム機器の画面をPC画面に映す時、遅延が発生します。キャプチャーボードにパススルーという映像出力機能が搭載されたら、遅延を回避することに役たちます。そのため、遅延なしにキャプチャーボード経由でゲーム機などの画面をPC画面に映すために、パススルー出力機能が備わるキャプチャーボードが必要です。
現時点、PS4やSwitchなどのゲーム機は1080p/60fpsの解像度に対応できます。そのため、PS4やSwitchのゲーム画面をキャプチャーボード経由でパソコンに出力する時、解像度が1080p/60fps対応の製品を使用するほうが一番よいです。でなければ、出力された映像の画質が劣化してしまい、視聴感覚がよくなくなります。幸いなことに、現在殆どのHDMIキャプチャーボードは1080p/60fps解像度に対応できます。
以上からわかるように、キャプチャーボードを選ぶ時、その接続対応や接続端子、エンコード方式、対応できる解像度、遅延を回避するパススルー出力機能などの要素を考える必要がありますね。もちろん、他に、キャプチャーボードの値段、対応する機器も無視できません。では、人気の高いキャプチャーボードをおすすめしましょう。
まずは、USBでパソコンと接続する外付け型のキャプチャーボードをおすすめしましょう。
1、AVerMedia:Live Gamer EXTREME - GC550
Live Gamer EXTREME - GC550はPS4、Xbox One、Switchなどのゲーム機に対応した、ゲームの録画、配信用キャプチャーボードです。
キャプチャーボードの価格:26,378円
対応解像度:1080p/60fps
PC接続:USB 3.0
パススルー出力の有無:あり
エンコード方式:ソフトウェアエンコード
対応OS:Windows
対応機器:PlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switchなど
付属ソフトウェア:RECentral(PC版、録画、配信)とCover Creator(PC版、カバーデザインソフトウェア)
2、I-O DATA :ビデオキャプチャーボードGV-USB3/HD
I-O DATA GV-USB3/HDは編集ソフト付きのPC対応するHDMIキャプチャーボードで、ゲーム機と接続してゲーム機でのプレイ画面を録画するビデオキャプチャーとして使用するのに最適です。
キャプチャーボードの価格:22,100 円
対応解像度:1080p/60fps
PC接続:USB 3.0
パススルー出力の有無:HDMIパススルー端子搭載
エンコード方式:ソフトウェアエンコード
対応OS:Windows
対応機器:PlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switchなど
付属ソフトウェア:ビデオ編集ソフトのCyberLink「PowerDirector 14 for I-O DATA」、録画ソフトの「I-O DATA HD Mix Capture」
3、I-O DATA:GV-US2C/HD HDMI キャプチャーボード
I-O DATA GV-US2C/HDはUSB2.0接続、ハードウェアエンコード方式を採用するHDMI キャプチャーボードで、PCへの負荷を気にせず録画、ライブ配信できます。
キャプチャーボードの価格:23,200 円
対応解像度:4K/60fps
PC接続:USB 2.0
パススルー出力の有無:あり
エンコード方式:ハードウェアエンコード
対応OS:Windows
対応機器:PlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switchなど
付属ソフトウェア:ビデオ編集ソフトのCyberLink「PowerDirector 15 for I-O DATA」、録画ソフトの「I-O DATA HD Live Capture」
次、内蔵型のキャプチャーボードを2つご紹介いたします。
1、Elgato:Game Capture 4K60 Pro
ElgatoのGame Capture 4K60 Proは4K/60fpsに対応した内蔵型かつ高性能のキャプチャーデバイスです。
キャプチャーボードの価格:44,700円前後
対応解像度:4K/60fps
対応端子:HDMI
パススルー出力の有無:あり
エンコード方式:ハードウェアエンコード
対応OS:Windows
対応機器:PlayStation 4、Xbox Oneなど
2、AREA:Ragno3 キャプチャーボード
AREA Ragno3は4K/1080pに対応した、ゲーム機器の画面をパソコンに録画できるHDMIキャプチャーボードです。
キャプチャーボードの価格:15,000円前後
対応解像度:4K/60fps
対応端子:HDMI
パススルー出力の有無:あり
エンコード方式:ソフトウェアエンコード
対応OS:Windows
対応機器:PS4、PS4 Pro、Xbox One、Xbox 360、Wii U、Nintendo SWITCHなど
3、Blackmagic Design:Intensity Pro 4K
Blackmagic Design Intensity Pro 4KはMac、Windows、Linuxコンピューターに対応したPCI Expressキャプチャー・再生カードです。
キャプチャーボードの価格:22,980円前後
対応解像度:4K/60fps
対応端子:HDMI
対応OS:Windows、Mac、Linux
対応機器:PS4、PS4 Pro、Nintendo SWITCHなど
以上は、Wii U、Xbox、PS4、Nintendo SWITCHなどの機器画面をWindows 10/8/7などに映して録画したり、ライブ配信したりする時に、必要とされるキャプチャーボードの失敗しない選び方、及びキャプチャーボードのおすすめのご紹介でした。今後、PS3、PS4、PS4 Pro、Wii Uなどのゲーム実況をパソコンに出力し、動画として保存する場合にご参考になるかもしれません。
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