Windows 10パソコンでは、デスクトップで表示されるゲームプレイ画面、アプリ画面などを動画として録画しようとする場合、特別なソフトやアプリ、プラグインなどをインストールすることなく、Windows 10に標準搭載するアプリを使ってPCの画面を録画できます。というのは、Windows 10の標準搭載するXboxアプリに含まれているGame DVRという画面録画機能のことです。
画面録画の初心者にとって、Windows 10の「Game DVR」という画面録画機能の使い方があんまり分からないかもしれません。本文では、Windows 10に標準搭載する「Game DVR」という画面録画機能を使ったWindows画面録画する方法を説明します。またWindowsパソコンで利用可能な画面録画・画面キャプチャーソフトも紹介しましょう。
Windows 10には、組み込みの画面録画機能である「Game DVR」が搭載されています。この機能を使用すると、ゲームプレイやデスクトップ上の作業を容易に録画できます。また、Game DVRは画面録画だけでなく、スクリーンショットの撮影や録画の設定変更も可能です。
画面上で録画を開始するために、キーボードのWindowsキーとGキーを同時に押します。これにより、ゲームバーが表示されます。ゲームバーが表示されたら、「これはゲームですか?」というメッセージが表示されます。ここで「はい、これはゲームです」とクリックします。
ゲームバーの下部には、録画やスクリーンショットを撮るためのボタンが表示されます。録画を開始するには、「録画を開始」ボタンをクリックします(または、Windowsキー + Alt + Rキーを押します)。録画を終了するには、ゲームバーの下部にある「録画を停止」ボタンをクリックします。
録画が終了すると、自動的に動画ファイルが保存されます。デフォルトでは、ビデオフォルダ内の「キャプチャ」フォルダに保存されます。
1、Window 10の画面録画機能では、ウィンドウ単位での録画のみに対応しています。つまり、デスクトップ画面を録画するか、PC画面の任意の一部を録画することができません。
2、最大4時間までの録画が可能です。4時間経ってから、再度手動で録画を開始する必要があります。
3、Windows 10の初期設定では、30fpsで画面を録画するように設定されていますが、60fpsで録画するには、Windowsの「スタート」>「設定」>「ゲーム」>「ゲーム DVR」>「ビデオ フレームレート」の順に選択して、「60fps」を選択して設定できます。
4、他に、Windowsの「スタート」>「設定」>「ゲーム」>「ゲーム DVR」では、録画する画質・音質、録画時間、バックグラウンド録画などを設定可能です。
Windows 10の画面録画機能では、特別な画面録画ツールをインストールすることなく、PCの画面を動画としてキャプチャーできて、便利です。また、「Game DVR」と名付けられますが、ゲームだけでなく、ウィンドウ単位の録画に対応できます。でも、すべてのゲームを録画できるわけではないし、Windows 10の画面録画機能で録画途中にエラーが出てしまい、録画できないトラブル問題が良く起こりそうです。
� 1、「録画できるものがありません。しばらくプレイしてからもう一度お試しください。」
対応方法:録画開始後、突然「録画できるものがありません。しばらくプレイしてからもう一度お試しください。」とのエラーメッセージが出てしまい、録画できなくなると、PCを再起動してWin 10の画面録画で録画できないトラブル問題を治せます。こういう問題がよく発生すると、ハイバネーション機能を無効におすすめ。具体的に、Win 10の「スタート」を右クリック>「コマンド プロンプト(管理者)」を選択する>「powercfg /h off」と入力して、Enterキーを押すことでハイバネーション機能を無効にしてください。
� 2、「申し訳ありません。このPCはクリップ録画に必要な条件を満たしていません。」
対応方法:まずは、Microsoft公式ページまでWindows 10での画面キャプチャーに関するハードウェア要件を参照します。次、Windows 10の「コントロールパネル」>「システムとセキュリティ」>「セキュリティとメンテナンス」>「トラブルシューティング」の順に選択して、「すべて表示」を選択してパソコンの「ハードウェアとデバイス」の診断を行ってください。依然としてWin 10の画面録画でPC画面をキャプチャーできないと、ビデオカードの最新のドライバーを取得してみてください。
� 3、「ゲームの音が録画した動画ファイルに入っていない。」
対応方法:PC画面を録画した動画ファイルに、ゲームの音が入っていないと、Win 10の「スタート」>「設定」>「ゲーム」>「ゲーム DVR」まで「システムの音量」設定を確認してください。
AnyMP4 スクリーンレコーダーは、パソコン画面の録画やキャプチャに特化した優れたソフトウェアです。高品質の録画を提供し、音声も含めた多彩な録画オプションが利用できます。操作は直感的で使いやすく、編集機能も充実しています。さらに、様々な形式での録画ファイルの出力が可能で、ゲームプレイ、ビデオチュートリアル、プレゼンテーションなど、様々な用途に対応しています。
録画機能を選択
まず、AnyMP4 スクリーンレコーダーをパソコンにインストールし、ソフトウェアを起動します。そして主画面で録画機能を選択します。通常「動画レコーダー」モードを選択します。
録画設定を調整
録画するエリアや音声入力などの録画設定を調整します。録画範囲を選択し、必要に応じてマイク入力やシステムサウンドの録音を有効にします。設定が完了したら、録画を開始するための「REC」ボタンをクリックします。録画が開始されると、指定されたエリアの画面や音声が録画されます。
録画を停止する
録画を終了するには、ソフトウェアのウィンドウに表示される「録画停止」ボタンをクリックします。または、キーボードのショートカットキーを使用して録画を停止することもできます。録画が終了したら、録画されたファイルをプレビューや編集、保存します。
AG-デスクトップレコーダーはWindows 10/8.1/8/7に対応した、オリジナルコーデックのAGM形式でデスクトップ全体または指定領域の録画ができる画面録画ソフトです。このWindows 10画面キャプチャーソフトを使うと、パソコン画面の録画をAGM、WMV、AVI、MP4などの動画形式で保存できます。特に、AGM形式は処理負荷が軽いので、動画編集などに適しています。でも、録画したAGM動画ファイルを再生するには、同梱のAGMPlayerをインストールして利用する必要があることに注意してください。他に、最大録画時間、出力サイズ、バッファリングサイズの指定、録画開始時間を設定予約録画が可能です。
AG-デスクトップレコーダーを起動したら、録画する画面領域を選択します。通常、全画面や特定のウィンドウを選択できます。また、オーディオ録音を有効にするかどうかも選択できます。画面領域を選択したら、「録画」ボタンまたは類似のボタンをクリックして録画を開始します。録画が開始されると、デスクトップレコーダーのUIに録画が表示されます。
録画を停止するには、AG-デスクトップレコーダーのUIで「停止」ボタンをクリックします。または、ホットキーを使用しても停止できる場合があります。録画が終了したら、AG-デスクトップレコーダーは通常、保存先を指定するように求めます。録画されたファイルの形式や保存場所を選択して、保存します。
Bandicamは画面録画モード、ゲーム録画モード、デバイス録画モードの3つの録画モードを備えたデスクトップ動画キャプチャーソフトウェアです。この画面録画ソフトを使うと、4K解像度の録画、24時間を超える長時間キャプチャーができます。また、デバイス録画モードで、HDMI対応キャプチャーデバイスを利用することでiPhoneやAndroidスマホの画面を録画可能です。他に、静止画をキャプチャーし、録画中に注釈などを追加可能で、録画された動画ファイルをYouTube、FacebookやVimeoなどに共有することができます。
Bandicamを実行し、左端から2番目の▼をクリックし、「特定のウィンドウ」をクリックします。録画したいウィンドウをリストから選択します。キャプチャー開始・停止のホットキー(F12)を押すか、「REC」を押すとキャプチャーが始まります。
キャプチャー開始・停止のホットキー(F12)を押すか、「■」を押すとキャプチャーが終わります。Bandicamの「ホーム」画面の「ビデオ」タブに録画が完了した動画ファイルのリストが表示されます。
OBS Studioは、オープンソースで無料の高機能な画面録画・ライブストリーミングソフトウェアです。豊富な機能と柔軟性を持ち、ゲームプレイの録画やライブ配信、ビデオチャット、オンライン授業など、さまざまな用途に利用されています。簡単な設定で高品質な録画やストリーミングが可能であり、プラットフォームの制限もなく、Windows、macOS、Linuxなど、さまざまなオペレーティングシステムで利用できます。
「ソース」欄の「+」をクリックします。「ウィンドウキャプチャ」をクリックします。ウィンドウキャプチャのプロパティで、「ウィンドウ」から録画したいソフトを指定します。
「録画開始」をクリックすると、録画が始まります。
QuickTime Playerで品質なビデオと音声再生に加えて、画面録画やキャプチャも手軽に行えます。直感的な操作と優れた録画品質が特徴で、プレゼンテーションやチュートリアル制作に最適です。
コンピューター上でQuickTime Playerを起動します。メニューバーの「ファイル」から「新規画面録画」を選択します。ウィンドウの左上にある録画画面の設定アイコンをクリックして、録画するデスクトップの範囲を選択します。また、必要に応じてマイクやオーディオ入力の設定を調整します。
「録画」ボタンをクリックして録画を開始します。録画が開始されると、QuickTime Playerのウィンドウに赤い録画ボタンが表示されます。録画を終了するには、QuickTime Playerのメニューバーから「ファイル」>「録画を停止」を選択します。または、画面右上にある録画ボタンをクリックして終了します。
以上は、Windows 10に標準搭載する画面録画機能の使い方および画面録画で録画できない時の対応方法を説明しました。またWindowsで画面を録画できるソフトも紹介しました。今後、PC画面を動画として保存する場合、ご参考ください。
推薦文章
PC画面とWebカメラを同時に録画の方法・ソフト
PCやiPhone画面を時間制限なしで録画する方法
Windowsのステップ記録ツールについて、詳しくご紹介いたします
PC・スマホ別に|高画質でニコ生を録画・保存する方法まとめ